【クラファンやりたい人必見!】西野さんのクラファンの凄いところ!!
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昨日の続きです↓
こんにちは。ダテカイと申します。
西野さんのクラファンを見て凄いなと思ったところが何箇所もあったのでそれを考察していきます。
まずは、クラファンをサクッとおさらいします。
- 個人クラファンで累計1億円も調達している。
- 革命のファンファーレ出版前から売れ行きを分かるようにした
- 何故キングコング西野独演会クラファンで募集したのか?
- クラファンは金額よりパトロンの数が大事
- クラファンの小技(本に書いてあったやつ)
- リターンの設定が上手すぎる件
- 終わりに
個人クラファンで累計1億円も調達している。
まず、西野さんのクラファンを見て驚くのが、
とんでもない金額を一人で集めているところ。
今までやってきたクラファン合わせると累計1億円は超えてます。
なぜこんな集められるかというと、一部のファンから絶大な信頼を勝ち取っているからなんです。
たとえ、1000万人に嫌われようが1万人に好かれれば問題無いわけで。
ここで、問題なのが、
クラファン=金の成る木
だと思っている人。
世の中、上手くいってるクラファンをよく見かけますが、それ以上に上手くいってなかったり、企画すらスタートしなかったクラファンもあります。
ベッキーが不倫して芸能界を干されてしまって、ゲスの極み乙女のボーカルの人が干されなかったのは、人気の差であった。
ベッキーは、認知はされてたんだけど人気はなかった。ベッキーの周りにはファンがあまりいない。それを象徴するかのようにCDが売れなかった。
お客さんからお金が入ってこないベッキーは、印象が命の番組広告費で収入を得ているため、降ろされて、働き口がなくなってしまったのだ。
ゲスの極み乙女のボーカルの方は、バンドグループとしての人気はあったので、お客さんの懐からお金が入ってきて(ライブ)、生活に困ることはなかった。
クラファンを簡単に説明するとネット上で企画して、資金を集めること。
ただ人気と信用が無いと入ってこない。
だから、
「お金チョーだい!」
って、言っても必ずしもお金が入ることはない。
少し長くなってしまいましたが、
次は、西野さんのこのクラファンの企画
「クラウドファンディングで講演会のオファーを受け付けたい」
の考察に入って参ります。
革命のファンファーレ出版前から売れ行きを分かるようにした
このクラファンのリターンでは、大体「革命のファンファーレ」が付いてくる。
それは発売前から、
「これだけ売れますよ、だからこれだけ本を用意しておいてね」
ってことを出版社に言っている。
本は、初動が大事なので、開始早々品切れが続いたら、売れていたはずのものが売れなくなるのだ。
本を売るための、本なのにこの状況は最悪だ。
ただ、出版社にも都合があり、
「赤字が出たらどうするの?」
という、言い分があり、
「この人の本は、前はこれくらい売れたから・・・」
や、
「この人はこれくらいの人気があって・・・」
で、発行部数が変わってくる。
「じゃあ、最初っから赤字が出ないように売れ行きを知っていればいいんじゃないの?」
ってことで、予約サイトの代わりとなり、クラウドファンディングを始めることとなった。
次は、講演会を開こうと思った秘密について 、考察しよう。
何故キングコング西野独演会クラファンで募集したのか?
実は、この秘密はクラファンの詳細ページに書いてあった。
そう、クラファンをやった理由の一つが、ビジネス書としてどれくらい需要があるのか数字で分かりやすく示すためだった。
そうすることにより、西野さんのファン層だけでなく、ビジネスマンからの本の購入を促したのであった。
この可視化を狙った戦略は正直驚いた。
次は、クラファンのコツについて話そう。
クラファンは金額よりパトロンの数が大事
ついつい、人間というものはお金に目が眩んでしまいがちだが、クラファンではお金より支援者数のが大事になってくる。
- どれだけの人に信用されているか。
- どれだけ盛り上がっているか。
のが大事なのである。
そうすると、
「この人はこれぐらいの人に支援されているので信頼できるな」
って思わせることができる。
だれも集まっていない企画に、お金を出そうとはそう思わないだろ。
その人の信用がそのまま数値に出てしまっているのだから。
西野さんのクラファンでは実際に2288人もの支援者を貰っていて、ビジネスマンからも、信頼を勝ち取ったのだろう。
ただ、ここで注意して欲しいのは、
パトロン数=支援者数
じゃなくて、
パトロン数=一口
である。
これを利用する手はない。
クラファンの小技(本に書いてあったやつ)
例えば、リターンを
- 「リターンA 3000円」
- 「リターンA +リターンB 8000円」
- 「リターンA +リターンB +リターンC 15000円」
と設定したとする。
もし、「リターンA +リターンB +リターンC」が欲しかったとして、3を選ぶ。
そうすると支援者数のところに +1人追加される。
これを一工夫して、
- 「パターンA 3000円」
- 「パターンB 5000円」
- 「パターンC 7000円」
っと設定する。
「リターンA +リターンB +リターンC」が欲しかったとしたら、1.2.3を選ぶ。
すると、支援者数が +3追加される。
支援者数 +3追加されるだけで、盛り上がってる風に見えるでしょ?
次は、リターンの設定が超絶上手かった話に移ろう。
リターンの設定が上手すぎる件
実は、僕もこのクラウドファンディングを支援していた。
「出版記念パーティー出席権」
を買った。
で、その支援額2万円が必要だったので、僕はクラウドファンディングを決行した。
「クラウドファンディングのクラウドファンディング」
である。
上手いことに、そのリターンには「出席権 +革命のファンファーレ7冊」ついてくる。
だから、クラファンで
「革命のファンファーレ +〇〇」
をリターン3000円でつければ、
3000円×7口=21000円
で、ペイできるわけだ。
クラファンのリターンは3000円から設定できるので1口3000円となる。
さらに、この出版記念パーティーのリターンを買った時点で「革命のファンファーレ」が7冊売れたことになっている。
売り上げは別として、7冊発行がボタンをポチった時点で決まったわけだ。
クラファンを立てる側も、西野さん側もどっちもいいことしかない。
「これ、狙ってたんですか?」
と聞いたら、
「うん、狙ってたよー」
と、西野さんから直接返事を貰った。
おそろべし。
終わりに
今回は、西野さんのクラファンの考察をしましたが、多分これ応用できるので、
これからクラファンやろうかと思っている人は是非、参考にしてみて下さい。
では、これにて!