[書評]なめらかなお金がめぐる社会。あるいは、なぜあなたは小さな経済圏で生きるべきなのか、ということ。

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この本はCAMPFIREというクラウドファンディングのサービスを運営している家入一真さん著書である。

 

クラウドファンディング - Wikipedia

クラウドファンディング(英語: Crowdfunding)とは、不特定多数の人が通常インターネット経由で他の人々や組織に財源の提供や協力などを行うことを指す、群衆(crowd)と資金調達(funding)を組み合わせた造語である[1][2]。ソーシャルファンディングとも呼ばれる[3] 

 

僕も実際にクラウドファンディングや、ポルカというサービスを利用してわかったことがある。それは

 

言い訳が効かない世の中になっているなと。

 

つまり、お金がないという言い訳ができなくなったのだ。

だからやらなくてはいけない。

裏を返すと、夢を実現できる装置ができたのである。

 

自分の熱意のこもったプレゼンをすれば、世の人たちはしっかり見てくれる。

 

僕がこの本を取った理由は、

『なめらかなお金』ってなんだ?と思ったからだ。

お金の正体に知りたかった。

 

この本のキーワードとなる、小さな経済圏についてまずはお話ししよう。

次に言い訳の効かなくなった理由をもっと細かく説明する。

 


小さな経済圏について

 

より小さな生活に

小さな経済圏とは、小さな地域や町単位で回る経済のこと。

その町だけで回るので、必死に毎日朝から晩まで働く必要もないし、外から人を引っ張る必要もない。

なので余計な労力を使う必要はない。

 

現在の東京と比べると程遠いモノである。 

 

カンパが小さな経済を回すヒント

 

ただ、僕は小さな経済圏は東京でも実現可能だと思っている。

それは最近開始したPOLCAというサービス。

 

polca.jp

やりたい事を思いついたら、企画をたて、必要な金額を友だち同士で集めることができます。

 

クラウド上でも小さな経済圏が作れると思った。

 

今まで、1万円貯金していたとしよう。

ある日、友達が大怪我をして、

『病院代をカンパしてほしい』

と旗をあげる。

そこで、この貯金分の1万円をカンパしてあげる。

 

すると、次は自分の好きな女の子のデート代がなくて困っていて

『デート代をカンパしてほしい』

と旗をあげる。

そしたら、前の友達が怪我の治療費をカンパしてくれたお礼にと、1万円をカンパしてくれた。

 

小さな経済圏だか、これをもう少し広げて考えてみたら、

『あれ、貯金するより人に看破したほうがよくない?』

っと思えてくるだろう。

 

お金がほしい時に助けてもらって、

必要ないときは、困っている友達を助けてあげる。

 

これも貯金じゃね?

 

ただ、銀行に預けるのと徹底的に違う差がある。

それは人を介してお金が回っていることだ。

そのお金には暖かみがあるので、無駄使いもしない。

無駄遣いしないということは、余計なお金を稼ぐ必要がなくなる。

すると、みんな嫌な時間が減る。

みんな好きなことをするようになる。

 

そしたら世界がもっと面白くなると思った。

 

人間の好きなことに対する没頭は半端ない。

 

 

言い訳を無くす

 

僕が一番この本で心に残った文章は、

CAMPFIREはお金がないからできないという言い訳をなくす。

ネットショップのBASEは、自分の店を持てないという言い訳をなくす。

リバ邸は居場所がないから生きたくないという言い訳をなくす。

 

行動を起こすときに言い訳になるような障害がない、なめらかな状態。

 

である。

 

そう、家入さんがやっているモノはすべて言い訳をなくすモノである。

挑戦するしかない状態。

 

挑戦者に優しい世界を作っている。

 

僕も違うやり方で挑戦者に優しい世界を作る。

 

 お金の正体や、次の世代の経済を知りたい人にオススメの本です。

 

 

 

蓮音まゆ
「世界の秘密」をめぐるロックなセカンドアルバム
2017.10.1発売
2nd miniアルバム 【Secret of the World】
https://www.youtube.com/watch?v=F3OepNKtbXs&sns=em



森は生きている/ 森羅万象 /NEW WORLD /
アセンション 勇敢な魂/君は水を得た魚のように宇宙で踊る /time is fantasy
7songs 2000円

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