親や上司を言い訳にして会社を辞められないのは、このまま働き続ける方が否定されなくて楽だから
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こんにちは、新卒3ヶ月で会社を辞めたダテカイ(@datekai)です。
僕が会社を辞める時には、親にも上司にも相談をしませんでした。
それは、止められても絶対に辞めると覚悟をしていたからです。
このまま、長い間で苦しみを味わうのなら、
「会社を辞める」と伝えるときに、その一瞬だけめちゃくちゃ苦しむ方がマシだと思ったので、会社を辞めようと決意しました。
- 会社に居続ける方が楽というのはどういう意味なのか?
- 上司からは「会社やめないで」とは言われなかった
- 親には「ニートにならないならいいよ」と言われた
- 会社にいた時より会社を務めてない今の方が不安はない
- 今のご時世的に上司や親に会社を辞めると伝えても止められない。
会社に居続ける方が楽というのはどういう意味なのか?
親や上司を言い訳にして会社を辞められないのは、会社をやめることより、働き続けた方が否定されなくて楽だからなんだと思います。
「嫌な会社に居続けるのは十分苦しいよ」
という気持ちは物凄くわかります。
「会社にいるのが嫌だ、嫌だ・・・」と思うほど、時間がすぎるのは遅いですし、
「また明日も同じ仕事か・・・。」って思うのは、本当に苦しいですよね。
ですが、それより苦しいことは、
「会社を辞める」
と伝えることです。
だから、苦しいのに会社で働き続ける方が、会社を辞めることより、誰からも否定されないので楽なのです。
確かに上司や親に会社を辞めると伝えるのは本当に苦しいです。
僕も
「まだ新人なのに早すぎる」
「すぐ辞めるなんて甘えすぎ」
と言われるのを想像しました。
でも、上司や親に
「会社を辞める」と伝えたときは、僕が思っていた反応とは違う反応がありました。
上司からは「会社やめないで」とは言われなかった
僕が会社を辞めるときは
「やりたいことができたので辞めます」
と上司に伝えました。
その上司からは、
「そっか。わかった。だけど上司ではなく、一人の大人から言わせてもらうと、世の中簡単にお金は稼げないよ。まだ、お前何も始まってないよ」
と言われました。
「会社を辞めないで」や、
「お前は考えが甘い」
などは言われませんでした。もしかしたら心の中では言っていたかもしれませんが・・・。
会社の上司のおかげもあって、
「会社を辞める」と伝えた2日後には辞めることができました。
友達は、上司から「こんなになるまで働かせてごめんよ」と言われた
丁度、「会社をやめたい」と相談を受けていた僕と同じ会社で働いていた友人から、「会社をやめた」と聞きました。
その時、上司には
「そんなになるまで働かせてごめんな」言われ、その2日後には辞めれたそうです。(こんなに優しいのか・・・)
もしかしたらこのまま働かせて病気になってしまい、会社がネガティブな話題になるのを避けて、上司は会社を辞めることを止めなかったのかもしれません。
だけど僕は、本当に心配して言ってくれたんだと信じています。
もしかしたら、会社のネガティヴなニュースが多くなったせいか、相当なブラック企業でない限り「会社を辞めないで」と引き止められることはなくなってきたのかもしれません。(たまたま僕の会社の上司が、本当にいい上司だったのかもしれませんけど)
色々な情報に踊らされて、
「会社を辞めるのを止められるはず・・・。」と思うのは考えすぎなのかもしれません。
もし仮にも、会社を辞めるのを止められてしまう可能性があるのならば、次の日は会社に行かないくらいの気持ちで伝えましょう。
僕はそのくらいの覚悟で会社を辞めることを伝えました。
伝えるのが怖い人は、紙に”会社をやめたい理由”を書いて、その紙を目の前において電話で「会社をやめたい」と伝えましょう。
新人は円満退社なんて考えちゃダメです。
ですが、僕はなにも文句を言わずに素直に会社をやめることを伝えるだけで、会社にとっては円満退社なんだと思います。
親には「ニートにならないならいいよ」と言われた
会社を辞めた後に、僕はたくさん
「会社辞める時に親に止められなかったの?」
聞かれました。
僕の場合は会社を辞めたあとに、
「会社を辞めた!」と親に伝えました。
会社を本当に辞めたいのに、
「会社を辞めていいかな?」と親に伝えた時に止められるのが嫌だったからです。(僕は何を言われようとやめようと思っていたので、こういった考え方ができたのかもしれませんけど。)
会社をやめると伝えたとき、親には
「え、まじか!いいけど、プー太郎(ニート)にならないならいいよ」
と言われました。
会社を辞めた後に、親に「会社を辞める」と言うのが怖い人は
「最近、ストレスで食欲がないんだ」
とか、
「寝付けないしすぐ目を覚ましてしまうんだ」
と伝えて、会社を辞める伏線をはってもいいかもしれません。
もちろん親に心配をかけるので、このやり方はお勧めしませんが、
「それでも頑張って会社に行きなさい」って言う親はほとんどいないと思います。
僕の同僚の子も、3ヶ月で会社をやめたという僕の記事を親に見せたそうです。
そしたら
「こんなに大変なんだね!いつでも帰って来ていいからね」
と言われたらしいです。
最近では、ブラック企業でストレスが溜まってしまい自殺してしまう、ニュースが増えています。
それに影響される親も少なからずいます。
15歳~39歳の一番の死因はなんだと思いますか?
それは自殺です。
僕は、「ワンチャン、車にひかれないかな・・・そしたら会社いかなくて済むよね・・・」
と本気では思っていませんでしたが、そう考えていた時期があります。
冗談であろうとこの考えを持ってしまった人はちょっとやばいかもしれません。
人生を豊かにするのが仕事です。
人生を幸せにするのが仕事です。
それなのに、鬱やケガなどをしてしまって不幸になってしまったら本末転倒ですよね。
会社にいた時より会社を務めてない今の方が不安はない
僕が会社をやめて一番驚いたことは、会社に務めていたときより会社を務めてない今の方が不安がないことです。
会社に勤めていたときは、
「このままこの仕事をやっていたら幸せになれるのかな?」
「会社をやめるとしたら上司はなんていうかな?」
「会社を辞めたあとどうやって暮らしていこうかな?」
など様々な不安がありました。
ですが、”会社を辞めた”今はその不安は一切なくなりました。
9月まで、お金がもつかもたないかくらいですが、自分の時間をたくさん持てるようになりました。
それによって、改めて自分はどんな人間でなにをもって幸せなのかを、考える時間がたくさんできました。
みなさんは会社をやめたら
「生涯年収が下がるかも・・・」や、
「同期との能力の差が開く」と思うかもしれません。
でも、この期間を『人生の準備期間』と捉えてみましょう。
人生は長いのですから。
例えば、
”走って1年近くかかるあのお城に、先についた方が勝ち”
というレースに出場したとしましょう。
普通の人なら、1年間走ってゴールを目指すと思います。
ですが、僕はまず立ち止まってどうやったら最短ルートでいけるかを考えます。
1ヶ月かけてバイトして、その貯めたお金で自転車を買ってゴールを目指すかもしれません。
そしたらきっと走り組より早くゴールできると思うからです。
これと同じで、ただがむしゃらに同じ会社で頑張る人がお金持ちになったりスキルを得ているのとは必ずしも限らないのです。
まぁ、一番大切なのは人と比べないことですけどね。
今のご時世的に上司や親に会社を辞めると伝えても止められない。
今は、SNSなどの情報発信ツールが発達しました。
ブラック企業だと言われ、会社の評判を落とさないために、そう簡単には会社を辞めることを止めることはできないんだと思います。
最近、過労で自殺などのニュースを親も沢山目にしているので会社を辞めるのを止めることはしないんだと思います。
この記事を見て、上司や親がに何か言われる不安が少しでもなくなればよかったなと思います。(責任は取れませんが・・・。)
それでも会社を辞めるのが怖いのなら、その会社にいればいいと思います。
自分の人生を決めるのは、上司でもなく親でもなく、自分です!
これから否定されるのが怖くてじわじわ苦しい思いをして働くのか、今この一瞬だけすごい苦しい思いをして会社を辞めるのかを決めるのは、自分次第です。
僕は、あえて「この〇〇の理由なら会社を辞めないほうがいい」とは言いません。
だって、すでに”会社を辞めたいと思った”から、”背中を押してもらいたい”からこの記事をみなさんが読んでくれていると思ったからです。
不安をなくせたのであればいいなと思っています。
また、0から楽しいことをしていきましょう!