【書評】笑うホームレス〜10キロ太って、嫁もろた〜
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この本を手に取った理由は、
ホームレス小谷さんの生き方がどうも理解出来なかったからである。
正直、ホームレスに対してのイメージは、
「お金がなくて、人に変な目で見られて、幸せそうでない」
というものであった。
しかし彼に出会って、ホームレスに対する固定概念が180°変わった。
一番の特徴は、自分の1日を50円で売っていることである。
月給1500円。暮らしていけない。
だか、ここにカラクリがある。
50円で働くかわりに、依頼者が
「この仕事50円じゃ、申し訳ないな。お昼でも奢ろう」
となり、これを繰り返すうちに、飲みに連れてってくれたり泊まらせてくれたりする。
これは、人々の恩から来たものである。
彼は人の恩を貯めて恩で生活している。
この本の一番の好きなとこは
「お前はだれを幸せにしたいの?」
ゾクッとした。
「もんちゃん?ヤン君や家入さんや俺?お前を支えてくれる人?それとも、お前の人生の責任を取るつもりがないのに、暇潰しでお前にごもっともな正論をぶつけてくるやつ?」
この時の西野さんの言葉は今でも深く刺さっている。
の文章である。
これは、小谷さんが結婚式(嫁がいる理由は割愛します笑)をあげるときに、クラファンで集めようとなった時の話。西野さんが小谷さんに送った言葉だ。
世間のことをどう思うかより、だれを一番幸せにしたいかを思うことが大事。
この言葉は物事の本質をつく言葉なので、忘れないようにしたい。
この本の入手方法は小谷さんに直接出会うことなので、会ってみて下さい!
たまに、小谷ツイートで出没する時間が書かれているときに出会えるのでそのときが一番のチャンスです。
では、以上です。